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[0515] 農村計画

農村計画

 農業の問題は建築の世界と無縁であると、知らん振りを続ける事はもう出来ない。笑われても結構、私は自宅世田谷村の屋上に猫の額程の菜園を作ったし、今年は一階にもう少し大きな畑を作ろうと計画している。茨城県利根町には利根町の皆さんと笑う農園を、ほんの真似事だが始めた。更に北、仙台より北には友人の結城登美雄がいて、今や農業を語らせたら彼の右に出る者は居ない。その北には友岡親子の猪苗代鬼沼農園がある。友岡君はアジア農業研修と称して何処かへ遊びに行ってしまったが、マ、まだガキだから仕方ない。ここも今年は何を植えるか具体化したい。更に北には青森のYさんが居て、精神障害者の子供達の為の農園を設計しろと言ってきていたが、資金の問題で進まずにいる。
 私の農園計画は今のところ北帰行状態である。
 石山 修武

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