ある人が、石山さんのホームページをFAXで送ってくれました。 山本夏彦さんのとフランク若松のふたつです。コ−フンするくだりが何個所かありましたが「世界は膨大な死者によって構築されているものであって・・・」というところで合点がいきました。私が毎日聴いている音楽はほとんどあっち側へいってしまった人のもんです、ご存知の通り。チャチな現代のそれとレコード(あるいはCD)上で往ったり来たりをくりかえして三十有余年。「生」と「死」、「現実」と「空想」との境界線は無きに等しいといつしか思ってしまっておりました。故に、私は時々“幻”、時々“現物”だったりするわけなのであります。 今日も一日無惨な有り様でした。
1/20 ベイシー 菅原正二