プロダクト・フォー・マイノリティ
プロダクト002
プロダクト・フォー・マイノリティについて
車椅子は金属のパイプフレームが主な構造で、要するに自転車のようなものだ。実際車輪の部分は自転車のものを使うし、自転車用装備の一部は車椅子にそのまま使える。そして競技用の車椅子は競技用の自転車のような装備をする。改造もする。バスケットをするにはバスケットの為の装備がある。その為の車椅子も作られる。
生活の中で車椅子を常用する人は、例えば仕事でコンピュータを使うならコンピュータを使いやすいように考えなくてはならない。車椅子で使いやすいデスクが必要になる。しかし出かけた先どこにでも使いやすいデスクがあるとは限らない。それで、車椅子のフレームを利用した携帯型のデスクができる。競技のための装備と同様に車椅子は日常生活のための装備もできる。
それは日常生活のためであるから、手軽に使えて簡単で邪魔にならなくて多様な用途に使えて、等々様々な要求を満たすように考えられなくてはならない。しかも街中で乗る車椅子は最近、デザインが洗練されて色もカラフルになった。普段使うものであるからデザインも気に入らなければ使えない。
プロダクトとしてキチンとデザインされていてシンプルな、車椅子のための装置をつくれないか。そんなつもりで車椅子に装着する日常生活用品を考えている。
初めはありものを寄せ集めて作った。だからまだまだ不格好である。まだまだ考えなくてはならない。
丹羽太一
車椅子のための装置 1
車椅子に取り付けるカメラ三脚
試作1号
希望価格 \24,000
製作:米澤俊樹
試作2号
希望価格 \18,000
製作:米澤俊樹
車椅子に取り付けるカメラ用三脚を試作しています。
既製の部品を組みあわせて作りました。
購入のご希望があれば、サイズなどはご要望に合わせてカスタマイズいたします。

現在オリジナルの部品も含め、改良しています。
他にも車椅子のための装置を構想中です。

部品のスタディ
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e-mail: ishiyamalab@ishiyama.arch.waseda.ac.jpまで

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