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■倉庫と引出し -2
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石山修武が銀河鉄道計画を走らせているが、その複々線くらいのことを考えている。銀河鉄道計画との共通点を考えるとエンドレスということに集約される。つまり、終わりなく繰り返すことである。
今回のひろしまハウスの展覧会ではそのような事を考えた。ここでは繰返し引き出されるものはたくさんの人に描いていただいたスケッチである。当然、各人のスケッチをこちらで制御することはできない。他人が連想する出発点としてのいわれを与えるのみであって、あとは連想編集である。
主体が不特定多数あって、各人から連想的に繰り返し引き出されるもので空間を構成することを考えたいと思っている。
渡邊 大志
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