I
高地で、盆地で、海岸線での3つの道筋とする。
海岸線で、日々の日報を交える
「平泉・相馬城跡・白水の旅」のスケッチ自己解説
総数15点のスケッチで、12点は2020年10月17日、18日、19日の旅で得た。三点は2013年6月にした。
はじまりの二点は福島へ向かう車中でした。まだサイトを見ずの空想である。一点はサイトを体験し、夜ホテルの一室で得た。18日のスケッチは三点。車中でのモノ二点と平泉毛越寺浄土庭園で得た一点である。毛越寺でのスケッチは庭園を発注寄進した藤原一族の女性貴族を想いながらした。作庭記の作者のつまらないテクノクラートの記述は大事なことは何も述べられていない。19日のスケッチは7点。コロナ事変で閉じ籠り鈍った身体がようやく活気を取り戻した。村上台地の計画図は太平洋上からの光景を第一に考えてのものである。福島計画は海からの視点が大事だ。白水浄土庭園のスケッチは、すでに建築は消えている。2013年のスケッチは最後の一点のみが自分には大事だ。