スタジオ GAYA

開放系技術論

高地で、盆地で、海岸線での3つの道筋とする。
海岸線で、日々の日報を交える

「山の姿 」 表紙解説
第二の故郷である伊豆西海岸、松崎町での”なまこ壁通り”計画に想いを巡らせる内に、考えは飛んだ。松崎町では依田敬一元町長の許で町の景観作りんい取組みもした。依田敬一は北海道開拓の祖である依田勉三の意を継ごうの英才であった。その事は又、別に記す。
海と山の境界線に位置する松崎町は図に示す牛原山を”うしろ山”として持つ。人々の生活の背景としての”うしろ”である。
それ故に景観作りは牛原山の姿を、その背景に据えるを旨とした。

山の姿が人々の意識、無意識の基準に在ると考えざるを得なかった。
今、コロナ事変下で鎖国状況の最中である。アジアの竜骨であるヒマラヤ内院、ツクチェには出掛けられぬ。ツクチェの神の山、ブルギリと牛原山、そして大和三山(三輪山)の山の姿が一つながりに浮かび上がった。

7月7日
石山修武

表紙解説
世田谷村2021年9月の、屋上カヤぶき小屋スケッチ1

コロナウイルス感染の世界普遍は、2011年9月のNY・WTCビル消滅に比すべき大異変であり、しかも更に巨大でゆるやかに世界を変化させるであろう。
大型ジェット旅客機による大量旅客時代も先が視えぬ。
わたくしのアジア地域での試みも停滞せざるを得ない。ジタバタしても仕方ないのである。
こんな時には身近なところに戻り、とどまるしかないし、それがベストである。それで、屋上に小屋を作ろうとしている。20年程も昔の世田谷村屋上は草ボーボーの原っぱ状態である。おばQに似せた人型の温室フレームも錆びて、強風で歪んだ。歪みがなかなかに良い。そのフレームにボーボーのカヤを刈り取って小屋掛をする。
「開放系技術論」は2章に入った。10年位はかかるであろうは覚悟している。

アジア地域での試みと書いたけれど、アジアの呼び方も変えねばならないのである。この名は極論すれば明治時代以来の和魂洋才に通ずる。然りであるが和魂の内実が実に怪しい。自分の中にそれがあるやと問えば、ゼロに近いのである。
旅に例えれば空港待合室、つまりトランジット状である。
屋上のボーボーのアシを刈り取り、それに寝そべってると草息切の内になる。
しばらくは、生ゴミによる土作りにはげむことにしたい。
果報は寝て待つに限る。良く眠るが肝要である。
2021年9月19日
石山修武

岡本太郎「明日の神話」コロナ事変下で

WTCビル(NY)のイスラム原理主義者達による消失事件は当時のブッシュJr.大統領が「コレは戦争である」と述べたが、それに続く数々の大災害の連続、コレには福島第一原発の消失も含まれよう。コレもほぼ戦争に相似する。
今(2021年春)、渋谷駅コンコースに、メキシコから帰還した「明日の神話」は、大阪千里の太陽の塔と共に、人々が注視することは無いが、冷然として在り続ける。何がそう在らしめたのだろうか?
簡単な答えはあり得ようもないが、やはり子供達、わたくしの様な高齢者も包含する膨大な人々の無意識の集合がそうさせていると、考えるのが一番、それこそ明日の神話なのではあるまいか。希望はまだ在るのだ。

「大きな装飾」
高地でツクツェの計画

「世田谷村の類人猿」

「外連国小洒落日本」 COOL JAPAN VARIETY BANG

ディレクター・シナリオ = 高平哲郎
大阪城下での劇場づくりがいよいよ本格的になってきました。
そのダイジェストの細部をこれから報告していきたいと思います。
以下、渡邊大志、佐藤研吾のホームページをご覧ください。
渡邊大志HP
佐藤研吾HP
石山修武