ひろしまハウスINカンボジア | |
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ワークス・フォー・マイノリティ | |
掲載雑誌:GA JAPAN No.47
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2002 |
ひろしまハウスレンガ積みツアー 2002年5月24日(金)〜 5月31日(金)
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5月25日(土)ひろしまハウス上棟式 |
ウナロム寺大僧正の散華で式が始まる |
設計者石山より建築について紹介 |
来賓の方々に建物について説明を行う |
レンガ積み作業 |
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人力建築 | |
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五月二五日カンボジアの首都プノンペンに建設中のひろしまハウスで上棟式が行われた。五階建ての建物の躯体が建ち上がったのだ。前にも報告したが、ひろしまハウスはカンボジア仏教の総本山とも呼ぶべきウロナム寺院の境内に建設中だ。広島市民のみならず日本全国世界中の人々からの支援で建設されている。上棟式にはウロナム寺院のテップヴォン大僧正、チアソパラ・プノンペン市長、ミィーサムディNOC会長、小川郷太郎日本国大使が列席し、祝辞をいただいた。広島市は原爆投下による廃墟から立ち直った歴史を持つ。プノンペン市もポルポト政権によって廃墟となり、今立ち直りつつある都市だ。 日本からは十数名の広島市民と私が組織したボランティアチーム四十数名が参加した。今回で四回目となるひろしまハウスレンガ積みツアーは回を重ねる毎に参加者が増えて、建設現場は不思議な熱気に包まれるようになった。 この建築は柱・床・屋根は鉄筋コンクリートで近代的に作り上げたが、内外の壁は全てレンガ積みで仕上げている。一つ一つレンガを参加者の手で積み上げているのだ。参加者は学生主婦オジさん達である。レンガ積みの経験は全く無い人達だ。それがモルタルをこねてレンガを積むのだから仕上がりは実にまとまりが無い。しかもカンボジアのレンガも実に不ぞろいなレンガが現場でぶつかり合うのだから、建築家としてはたまったもんじゃありません。 しかし、その統制の無さが本当に自由なんだなぁ。ちんまりまとまりがちな日本ではお目にかかれぬモノが姿を見せ始めている。カンボジアまでそんな光景を見に来ませんか。 | |
あすへの話題 日本経済新聞 2002 年 5 月 30 日 |
ひろしまハウスの小笠原さん製作:地雷で足を失った人の為の手動の三輪車 (世田谷村日記〇一年十月九日を参照下さい)
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ひろしまハウス 2001 ひろしまハウス 2000 |
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ひろしまハウスINカンボジア |
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