プノンペンより 01
 





 
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ひろしまハウス 

近代能楽劇場 

週刊建築 
「プノンペンより」
5 −近代能楽劇場 35 渡邊 大志 06/2/23

ひろしまハウス

ひろしまハウス
ひろしまハウス 2006 年 3 月

近代能楽劇場 in ひろしまハウス

「アンコール・トムもまた王の儀式が結晶化したものであるが、我々は本格的な廃墟を知らない。金閣寺の鳥は時を飛ぶ鳥であるが、三島がそこにひろしまの廃墟をみていたのかは知る由もない。ただ我々が今感じることができるのは、この時を飛ぶ鳥に込められた三島の深いニヒリズムであり、そこにひろしまの廃墟を重ねるのである。」

4 −近代能楽劇場 34 渡邊 大志 06/2/23

ひろしまハウス

ひろしまハウス
ひろしまハウス水廻り棟

近代能楽劇場 in ひろしまハウス

「かつてアンコール・トムでは王の即位の儀式が行われていた。ジャヤバルマン7世の頃は仏教寺院であり、観音像に加えて16の地方神が祭られていた。その後、ジャヤバルマン8世の下でヒンドゥー教が入るにつれて廃仏毀釈が行われ、最近になってそのとき大量に廃棄された仏像が良い保存状態のまま出土している。廃墟から顔を出した仏像はまるで止まった時を生きていた様であったという。」

3 −近代能楽劇場 31 渡邊 大志 06/2/23

ひろしまハウス
ひろしまハウス

近代能楽劇場 in ひろしまハウス

「登場人物・・・ポルポト、ジャヤヴァルマン7世、仏陀、バイヨンの神々、ナーガ、フンセン、テップボーン大僧正、平岡前市長、日本国大使、その他全来賓。

 徐々に人が集まってくる。演者は自身が演者であることに気がついていない。登場した演者はそのまま観客となる。」

2 −近代能楽劇場 29 渡邊 大志 06/2/23

ひろしまハウス
ひろしまハウス 天水受け下「蓮の花の装飾」

ひろしまハウス
近代能楽劇場 in ひろしまハウス

「ひろしまハウスの3階は現地のお土産物工芸品を生産する工房になる予定だ。そうした風景がそのまま演劇化される。訪れた人は恐らく演者とそうでない人の区別はつかないだろう。日常の風景の中に演劇が溶け込み、メコンの様に始まりも終わりも見ることができない。」

「In 3F in Hiroshima House , we will have the sourvenir studio of Cambodian craft. That scenery itself will become a drama. People coming here will never notice who is the actor or the actress, or not. This drama will assimilate into the usual scene , and we cannot see the point where the drama starts or ends as the Mekong river.」

1 −近代能楽劇場 26 渡邊 大志 06/2/20

メコン川

ひろしまハウス

「第一回公演をプノンペン、ひろしまハウスにて行うことにした。カンボジアにはナーガという水の神様がおり、それはメコンリバーとトンレ・サップリバーの合流地点に位置するプノンペンの地政学的理由と深い関わりがある。メコンリバーからひろしまハウスまでの道空間を演劇空間に変質させる。4月のひろしまハウス、オープニングセレモニーにて行うこととする。」

「The first drama will be held in Hiroshima House in Phnom-Penh. There is one God named ヤNargaユ, who has some relation with the site in Phnom-Penh ,that is on the confluence of the Mekong and Sap river. We change the approach from the river to Hiroshima House into the dramatic space. We will have it as the opening ceremony of Hiroshima House in upcoming April. 」

>>プノンペンより O2
ひろしまハウス in 近代能楽劇場

>>近代能楽劇場 in the place 
>>近代能楽劇場

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