絶版書房 II

店主 石山修武

>>新 制作ノート→絵日記

>>絶版書房交信

>>ONLINE MARKET

>>>>山口勝弘先生と石山との手紙

絶版書房Ⅱ アニミズム紀行8

「廃墟のアニミズム  福島第一原子力発電所の遺跡、そしてアニミズム」



絶版書房Ⅱ アニミズム周辺紀行 8

「廃墟のアニミズム  福島第一原子力発電所の遺跡、そしてアニミズム」

第一章

廃墟にアニミズムの鏡像を視る

福島第一原子力発電所とオウム真理教・サティアン

第二章

墓地あるいは墳墓へ

第三章

アニミズムの今

 1、情報に棲むアニミズム

 2、メタルのアニミズム

第四章

不動明王の夢

第五章

墳墓から

そして障害を負うアニミズム

第六章

福島第一原子力発電所の遺跡に太陽の塔を


予約受付開始

お問い合わせはメール又はFAXでお願いします。

石山修武研究室 FAX :03-3209-8944


絶版書房Ⅱ アニミズム紀行8

「サティアンから福島第一原子力発電所・破壊の中のアニミズム」

アニミズム周辺紀行7号

7号:開放系デザイン、技術ノートIII
記憶の旅

- 残部 51/222部

受付中

アニミズム周辺紀行7号

7号:開放系デザイン、技術ノートIII
記憶の旅

- 残部 51/222部

受付中

アニミズム周辺紀行7号

7号:全136ページ。二千五百円送料込み。

全てに石山修武のオリジナルドローイング一点が手描きで描き込まれます。


アニミズム周辺紀行7号
120223

アニミズム周辺紀行7号 お知らせ

outofprintpublishing

アニミズム紀行7の印刷製本がUPしました。

早速注文して下さった読者の6名にドローイングを描き込んで送りました。

又、001〜006の全てに小さな物語りの断片を作ってそえましたので、それも一緒に受取って下さい。

この物語りは222まで続く予定です。

ドローイングはこれ迄のアニミズム紀行6号までのスタイルを大幅に変化させました。

これも楽しんで下さい。

2012年2月23日 石山修武


送りました本のドローイングを入れたページの右ページに小さく番号が入れてあります。

それが今度のあなたの本の番号です。ご参照して読んで下さると良いのですが。

ドローイング001

いきなり部屋に足が踏み込んできた。

そして、自分の足の裏を視せろと脅した。

足は足の裏がのぞけないと言うのだ。

ずいぶんむくんだ足である。

ドローイング002

ふとり過ぎて足をおり曲げられぬのかと尋ねたら、どうやらそうだと答えた。

ドーナッツを喰い過ぎて、そして太り過ぎて死んだエルビス・プレスリーのこれは足か。

ドローイング003

少しはやせる努力をしろよと嘲笑まじりにつき放したら、すぐ少し細目になった。

何だ空気枕みたいな足なんだ。

人の言葉に弱いのか。

ドローイング004

どうしても月の裏ならぬ足が自分の足の裏を見たいのならフレキシブル遠眼鏡を使ったらよいとアドヴァイスした。

そんなもの何処で売っているのか知らないんだが。

ドローイング005

でも高価なんでしょうと足は不安気なので、グローバリゼーションは全てが標準化されてるから安いのが自然なんだが、

実ワそうじゃない事くらい知ってるんだろ、と言い放った。

ドローイング006

 どうして、銭の事をおあしって言うのか不思議だ。足もおあしも。

アニミズムの世界から一番遠い世界、おあしの世界をアニマに仕立ててみた。おあしの旅のはじまりだ。


以降、007よりは、2012年の絶版書房交信をのぞいて下さい。

アニミズム周辺紀行5号/6号

5号:開放系デザイン、技術ノートI
キルティプールの丘にて我生きむ

6号:開放系デザイン、技術ノートII
創作論 作る者の内の場所、時間を動いてみる

受付中

アニミズム周辺紀行5号 アニミズム周辺紀行6号

アニミズム周辺紀行5、6は1 - 4の積み重ねの上に建つ架構である。開放系デザイン・技術ノートと題した意を汲んでいただければと思う。  −石山修武

5号:全136ページ。二千五百円送料込み。

6号:全136ページ。二千五百円送料込み。

全てに石山修武のオリジナルドローイング一点が手描きで描き込まれます。

110322

アニミズム周辺紀行6 出刊口上

絶版書房通信 2011年の9

お待たせしました。「アニムズム周辺紀行6」をお届けしたい。これ迄の旅の過程では我ながら解りやすく、かゆいところ迄手を差し伸べて書いている。読者諸兄姉に於かれても、ようやくにして、どうやらこんな事を考えているのかの外形は視えてくるモノと考える。

千年に一度とも言われる東北・東日本大震災、大津波、そして福島第一原子力発電所事故の連鎖が収策せぬ時期の出刊である。

この黙示録的出来事に際して、いかなる創作論があり得るのか、恐らくは万を越える死者の尊厳に対しても恥ずべきモノにならぬと、そしてある意味では鎮魂の仕事としてもかなうモノを送り出す覚悟である。是非共御一読願いたい。

「アニムズム紀行6」は「アニミズム紀行5」と対の形式を持つように考案されています。旅行記という基本と骨組みとして持たせているので、それは必然でもありましょう。前号を踏まえた展開という連続にならざるを得ないのです。

そうは言ってもモノ事は理屈通りには進まぬのが道理です。こんなタンカはアニミズム紀行6号を作り上げて、ようやく切れるようになったのです。解りやすく言えば「アニミズム紀行6」の中には、5号に登場した未来のわたしの終の棲家の模型写真やら簡単な平面図まで記録されている。アニミズム紀行5に於いて言葉のみで表現しようとしたモノが直載な形にもなっているのです。全体の構成は以下の通り。

「アニミズム紀行6」

開放系デザイン、技術ノート II

創作論ー作る者の内の場所・時間を動いてみる

目次

カメレオンの必然的多様           9    立ち読みする (pdf)

擬洋風建築と安土桃山建築の血はつながるのか 13

神社の現在、精霊の場所           25

大猷院精霊たちの館             37

江戸のアニミズム建築 栄螺堂        49

キルティプール終の棲家1          57

キルティプール終の棲家2          71

ピンホール計画               79

スケールのハードル             87

サティアンの廃墟に建てる富士ケ嶺観音堂   95

気持の避難所としての建築          105

開放系デザイン               111

開放系技術                 119

創作のためのメモ              129

「アニミズム紀行5」はまだ残部が100冊程あります。近いうちに残部を公表します。まだ手にされてない方は「アニミズム紀行6」と二冊合わせて御購読いただきたい。ただし、二冊合わせての割引き等は一切いたしません。それは絶版書房の存在理由にかかわります。

そりゃ、余りにも素気無いだろう、少しは二冊合わせて値引きしろと言う、今の消費社会の慣例に慣れた方々へわたしたちのカタクナさを保持するために(少しは気にしているのです)仕方ない。エイ、かねてより多くの要望が寄せられていました、小さな差し込みのオリジナルドローイングを一点付け加えます。5号6号2冊を求める方にだけ、そうします。

本に描き込むドローイングよりも独立したモノの方が良いのではないかの声もあったので、本に描き込むドローイングは続行させてもらいますが、別に本と分離独立したモノを製作して付け加えます。

2011年3月22日 石山修武

絶版書房交信

120912

九月十二日のドローイング

アニミズム周辺紀行7号

アニミズム紀行6七冊、アニミズム紀行7三冊にドローイングを描き込んだ。久し振りの絶版書房石山機関誌への描き込みであった。少し間を置き過ぎたので、手が動かなかった。

こんな時には無理をして0(ゼロ)から何かをひねり出そうとすると無様な結果になりやすい。何かを模写するしか無いとすぐに決めた。研究室には二〇一一年三月十一日の東日本大震災で棚から落ちて壊れたカンボジヤ・プノンペンで求めた四十センチメーター程の、セメント製の仏像の壊れたのや、意味もなく捨てられないままに在る雑物が少なくは無い。壊れた仏像のスケッチをドローイングとして描き込もうとも考えた。しかし、止めた。このセメント製の仏像はいかにもコッテリとしたカンボジヤらしい色彩が塗られていて、魅力の大半はそのカラーにある。キッチュで、だから人の気持に優しいのである。しかし、スケッチしてドローイングに彩色するのは実に大変である。一つを描くのに一時間以上かかってしまうだろう。だから止めにした。

時は今日はとっても忙しい。やらなくてはならぬ仕事が沢山ある。アニミズム紀行へのドローイングはとてもやっている時間は無さそうである。

でも、不思議なモノでこんなキツイ時に、妙に遊んでみたくなるのが人間なのだ。で、準備して始めてしまった。

模写の対象は、アニミズム紀行7の表紙にした韓国・河回村の、大好きなゆったり、うねる路地の光景である。河回村は四辻は無い。ほとんどの辻が三差路である。横尾忠則さんが三差路(Y字路)を描き出した理由は知らない。でも、河回村の三差路はわたくしみたいな非芸術家らしきでも、ひどく惹かれる何者かが在る。それで二度の訪問では必ずスケッチすることになった。

その中でも気に入りのスケッチをアニミズム紀行7の表紙にした。この印刷には随分、印刷の有泉眞一郎さんをわずらわせた。紙質とか色具合、ボカシかた他、実に細々とした注文をつけて、やり直しをしていただいた。それだけ愛着があったのだろう。

で、それを模写する形式でのドローイングをやってみた。あんまり、沢山は眠っておらず意識はもうろう、とは言わずとも、少しボーッとした中で十点程描いてみた。

わたくしとしては面白いモノになった様な気がするのだが読者の皆さんにはどうなんだろうか。記録も残しておく事にした。

石山修武

120820

現代っ子センターの藤野さんから、お手紙を頂きました。

現代っ子センター

さっそくこども絵画教室を開きました。子どもの目が輝いて、興味を持って迎えてくれました。大人びた「コドナ」の日本の子とはえらい違いで、すぐに現代っ子センターの子へ変身。皆、熱心に取り組みました。「目標」の旗が彼等に見えて来たのでしょう。 二回目は、前回の学習が更に実って、すごく良かった。

絵画に言葉はいりません。

写真送りますので、御覧下さい。

藤野忠利

ひろしまハウスについては、アニミズム紀行3号に記録しました。

また、アニミズムの旅は7号にて引続き展開しております。

アニミズム紀行1 ~ 4号は全て絶版となりました。勿論、各 10 冊程の保存版は残してあります。これは何かの時の為に仕舞っておきます。その何かの時が、いかなる何かなのかは考えていません。

おかげさまで5号は順調に送り出しています。まだ5号の絶版までに少し余裕がありますが、6号を出刊しました。

是非とも5号と6号はセットで読んでいただきたい、読むべきです。

もちろん別々のご注文もお受けしますが、まだ5号をお読みになっていない方はこの機会にセットでお申し込み下さい。

続いて7号の準備に入りました。相変わらず書きモノ、図版、他のデザイン=実物の設計に手をそめています。

石山修武 三月二二日

op

「何故、今アニミズムなのか
 アニミズム周辺紀行4」

絶版となりました

op

「建築がみる夢 『ひろしまハウス』
ひろしま・レッドクメール・備忘録として
 アニミズム周辺紀行3」

絶版となりました


op

「空跳ぶ三輪車 アポロ十三号
 アニミズム周辺紀行2」

絶版となりました

op

絶版書房 第一回配本
「アニミズム周辺紀行1」

絶版となりました


op

お申し込み

「アニミズム周辺紀行5」
「アニミズム周辺紀行6」
「アニミズム周辺紀行7」

お申し込みはメール又はFAXで以下にお願いします。

石山修武研究室「アニミズム周辺紀行5/6」申し込み FAX :03-3209-8944

一号からお付き合いの皆様

アニミズム紀行1でのデカン高原アジカンタでの石工達が発し、楽器としてのウゴール河の地形、窟院群の集合が増幅させる音の響きの中にある建築のイメージが少しではありますが、展開されようとしています。

二号からお付き合いの皆様

アニミズム紀行2に登場した人物やモノも、当然、より複雑にアッセンブルされようとしています。

三号からお付き合いの皆様

紀行3で断片として出現した鳥は、アニミズム紀行の5号に於いては、主役の一端を占めるモノとして成長させました。モノをつくる人間の、鳥の住み家としてのキッカケをデザインする気持の動きらしきを建築のイメージとして描きました。

乱丁・落丁、その他手違いなどありましたらすぐにお知らせ下さい

「アニミズム周辺紀行5」は
shop
ワタリウム美術館
にてもお求めいただけます